歯周病のセルフチェック
2018年4月25日
皆さまこんにちは。
福岡県八女市のほり歯科医院です。歯周病は悪化すると歯がグラついたり抜けることもある、身近な病気です。
今回は歯周病のセルフチェックと定期検診についてお伝えいたします。
該当する項目を確認しましょう。
☑ 朝起きると、口の中がネバついている。
☑ 歯を磨くと出血する。
☑ 口臭が気になる。
☑ 歯肉がむずがゆい。痛みがある。
☑ 歯肉が腫れて赤い。
☑ 硬い物を噛みにくいと感じる。
☑ 歯が長くなってきた。
☑ 前歯が出っ歯になった。歯と歯の間に隙間ができた。食物が挟まる。
上の項目のうち3つまであてはまる方
歯周病にならないように、ご自宅と歯科医院での予防ケアを心がけましょう。
上記の項目のうち6つまであてはまる方
歯周病になり、進行している可能性があります。歯科医院を受診しましょう。
すべての項目があてはまる方
歯周病の症状がかなり進んでいます。早めに歯科医院を受診しましょう。
歯周病は日本人の成人の約80%がかかっていると言われています。
初期段階では自覚症状がないため、気づかないうちにかかっていることも珍しくありません。
チェック項目に該当した方はもちろん、該当しなかった方も歯周病予防を始めましょう。
歯周病を防ぐためには、歯周病菌が多く住みついている歯垢を取り除くことが大切です。
毎日歯をしっかりと磨いていても、残念ながら歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目などに歯垢は残ってしまいます。時間が経つと歯垢は歯石になり、ブラッシングでは落とせなくなります。
セルフケアだけに頼らず、定期的に歯科医院で検診と専門的なクリーニングを受けましょう。
当院では3カ月に1度のメンテナンスをお勧めしています。歯とお口の健康を守りたいとお考えの方はぜひ一度当院までご相談ください。
高齢者の代表激な肺炎としては、誤嚥性肺炎があげられます。誤嚥性肺炎は食べ物などを誤って気管や肺に飲み込むことで起こります。
誤嚥性肺炎を引き起こす細菌の多くは、歯周病菌です。
高齢になると、異物が気管や肺に入らないように咳をする機能が衰えていきます。食べ物と一緒に歯周病菌を気管に入れてしまうと、歯周病菌によって肺炎を発症してしまうのです。
誤嚥性肺炎を予防するためにも、歯周病治療と予防は大切です。