インプラントの寿命を長くするためにはメンテナンスが必要
2022年4月1日
皆さまこんにちは。
福岡県八女市のほり歯科医院です。
インプラントをずっといい状態で使い続けていくためには、メンテナンスを続けることが大切です。
でも、「メンテナンスの重要性がわからない」「どんなメンテナンスをすればいいか知りたい」とお考えの方もいることと思います。
今回は、メンテナンスを怠ると起こることやメンテナンスで行うことについてお伝えします。
インプラントの寿命を長くするためのメンテナンス
インプラントの寿命を長くするには、次の2つを心がけてお口の清潔を守ることが重要です。
・自宅で毎日、歯間ブラシや歯ブラシを使ってお口をきれいにする
・定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける
毎日お口を適切に掃除することで、お口の中の細菌を減らすことができ、インプラントのトラブルも起こりにくくなります。
また、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることで、磨き残した歯垢や歯石を取り除き、様々なトラブルにも早めに対処することができるのです。
インプラントを守るために、ぜひ「毎日のお口の掃除」「定期的なメンテナンス」を続けていきましょう。
インプラント治療後に起こりやすいトラブル
メンテナンスが十分に行われていないと、インプラント治療後に次のようなトラブルのリスクが高まります。
・人工歯の一部が欠ける
・人工歯が脱落
・人工歯を固定したり人工歯とインプラント体の間の部品を固定するスクリューがゆるむ
・インプラント周囲炎やインプラント周囲粘膜炎が起きる
中でも注意が必要なのがインプラント周囲炎です。
インプラントが抜けることも! インプラント周囲炎
インプラント周囲粘膜炎は「インプラントのまわりの歯肉に炎症が起こる病気」です。
歯肉炎に似た状態で、歯石を取り除く、適切なブラッシングや歯間掃除を続ける、クリーニングを受けるといったケアで元の健康なお口に戻すことができます。
一方、インプラント周囲炎は、インプラント周囲粘膜炎と似ているようでさらに注意が必要な病気です。
インプラント周囲炎になると、インプラントのまわりの歯肉だけでなくインプラントを支える骨にまで炎症が起こり、骨が侵されてインプラントを支えられなくなっていきます。
悪化するとインプラントがグラついたり抜けてしまうこともあるのです。
インプラント周囲炎を防ぐために、自宅と歯科医院でのメンテナンスを続け、お口を清潔に保ち続けましょう。
インプラントのメンテナンスはほり歯科医院まで
メンテナンスのタイミングは患者さまによって異なりますが、一般的には3ヶ月~半年おきくらいです。
メンテナンスではお口の状態やインプラントにトラブルはないか確認し、問題が見つかれば早めに対処や治療に進みます。
また、歯科衛生士によるクリーニングも行い、磨き残した歯垢や歯石を特別な器具で取り除きます。
さらに、ご自宅での歯磨き方法についてもアドバイスすることも可能です。
ほり歯科医院ではインプラント治療はもちろん、治療後のメンテナンスまで丁寧に行っています。
インプラント治療はもちろん治療後のお手入れについても、ぜひ当院にお任せください。