小児矯正のメリット・デメリット
2022年10月4日
皆さまこんにちは。
福岡県八女市のほり歯科医院です。
当院の小児矯正では、乳歯だけが生えている3~4歳ごろから始める第1期治療と、すべての歯が永久歯に生え替わってから始める第2期治療を行っています。
小さな頃から行う小児矯正にはさまざまなメリットがあります。
大人になってからの矯正治療とは異なるメリットを紹介します。
小児矯正に取り組むとこんないいことが
小児矯正の代表的なメリットは次のようなものです。
・歯を抜かずに治療しやすい
大人の矯正治療では歯がきれいに並ぶスペースを用意するために歯を抜きますが、小児矯正では顎の発育を利用できるため、歯を抜かずに治療できる確率が高くなります。
・第2期治療の期間が短くなることも
第1期治療の後に第2期治療に取り組むと、第2期治療が比較的短期間で終わることがあります。
・むし歯・歯周病になりにくくなる
お口の健康を守る意識が高まるとともに、歯並びがきれいになると磨き残しにくくなるため、むし歯や歯周病になりにくくなります。
・正しい発音になる
歯並び・かみ合わせが整うと、息が不適切な場所からもれることがなくなり、正しい発音ができるようになります。
・コンプレックスを持たずに済む
子どもの頃からきれいな歯並びをしていると、お口まわりの見た目にコンプレックスを持たずに済みます。
その結果、歯並びを気にせず話したり自然にお口を開けた笑顔ができるようになります。
小児矯正にデメリットもあります
さまざまなメリットがある小児矯正ですが、いくつかのデメリットもあります。
まず、第1期治療の後に第2期治療も行うことになると、治療期間が長くなります。
また、歯並び・かみ合わせに影響するお口まわりのクセがあると、歯並び・かみ合わせを改善しても再び悪い歯並びやかみ合わせになることがあります。
さらに、お子さまが矯正治療に協力的でないと、矯正装置を装着したがらなくなり、治療結果が出にくくなることもあります。
こうしたデメリットはありますが、長い目で見ると小児矯正はお口の機能を整え、見た目も改善され、予防効果も高まります。
まずはご相談ください
当院では3~4歳から行うことができる「第1期治療」、すべての歯が永久歯に生え替わってから始める「第2期治療」を行っています。
お子さまの歯並び・かみ合わせが気になったり、健康診断で不正咬合が見つかったら、ぜひ当院までご相談ください。
まずはお口の状態を拝見し、治療を始める適切なタイミング、症状に合わせた適切な矯正装置などをご提案いたします。