【八女市の小児歯科】はじめての大人の歯!6歳臼歯の特徴と気をつけること
2024年12月10日
皆さまこんにちは。
福岡県八女市のほり歯科医院です。
今回は、はじめて生えてくる永久歯である「6歳臼歯」についてお話しします。
6歳臼歯は、噛むためにとても重要な役割を持つ奥歯です。
それと同時に、とてもむし歯になりやすい歯でもあるのです。
6歳臼歯の役割、そして、6歳臼歯を維持していくために気をつけるべきことを、一緒にみていきましょう。
乳歯から永久歯への生えかわりは、個人差はありますが6歳ごろから始まります。
生えかわりの順番は、まずは下の前歯が生えかわるのが一般的で、乳歯の奥歯のさらに奥から6歳臼歯(第一大臼歯)が生えてきます。
6歳臼歯の前側に並んでいる歯は、乳歯と生えかわる歯です。
やがて、6歳臼歯のさらに奥へ第二大臼歯、第三大臼歯も生えてきますが、これらの歯は乳歯と「生えかわる」のではなく、新たに「生えてくる」歯です。
6歳臼歯がまっすぐに生えてくることで、ほかの永久歯の歯並びやかみ合わせによい影響を与えます。
さらに、顎やお口の周りの筋肉の発達にも欠かせないのが、6歳臼歯です。
噛むという行為によって、顎やお口の周りの筋肉は成長・発達していきます。
顎の成長に、噛む力が最も強い6歳臼歯の働きは欠かせない要素なのです。
お口の成長や噛むためにはとても重要な6歳臼歯ですが、むし歯になりやすいのが特徴です。
6歳臼歯がむし歯になりやすい理由は、以下のようなものがあります。
・乳歯の奥歯のさらに奥に生えてくるため、存在に気づきにくい
・生えてきたばかりの永久歯はやわらかく、むし歯になりやすい
・奥歯の溝が深く、食べかすがたまりやすい
お子さまが小さなうちは、保護者の方の仕上げ磨きによって、磨き残しを減らすことが重要です。
6歳臼歯がむし歯にならないために、日ごろの歯磨きを丁寧に行いましょう。
ほり歯科医院では、6歳臼歯をむし歯から守るため、3つのことに取り組んでいます。
1.定期検診
定期検診を受けることにより、むし歯の早期発見・早期治療につながります。
2.フッ素塗布による歯の強化
フッ素塗布を定期的に行うことで、むし歯になりにくい歯の状態を保ちます。
3.シーラント
奥歯の溝が深い場合には、シーラントという歯科用プラスチックで溝を埋める処置が有効です。
当院は、小児むし歯の予防ケアに力を入れている歯医者です。
3ヶ月に一度の定期検診で、お子さまのむし歯のない歯を維持しましょう。
県道715号沿いの当院は、入口にスロープを設置しており、ベビーカーや車椅子でも通いやすい歯科医院です。
また、院内にはお子さまが楽しく遊べるキッズスペースも完備しております。