【八女市の歯科】痛くない?小児矯正で使用する器具を紹介!
2024年11月13日
皆さまこんにちは。
福岡県八女市のほり歯科医院です。
子どもの矯正治療は第1期治療と第2期治療の2種類があります。
第1期治療は、幼児のころからすべての歯が永久歯へと生え変わるまでに行う、正しい顎の成長を促すための治療です。
第2期治療は、すべての歯が永久歯に生え変わってから行う矯正治療で、きれいな歯並びをつくることを目的としています。
それぞれの矯正治療において、使用する矯正装置が異なります。
今回は、当院で使用する子どもの矯正装置について説明します。
まずは、第1期治療で使用する矯正装置をご紹介します。
取り外しできる矯正装置は、以下のものがあります。
●床型拡大装置
プレートの中央にネジがついており、このネジの幅を調節して、歯列の土台となる歯槽骨を横に押し広げる装置です。
永久歯が生えそろうスペースがない場合に適用し、おもに就寝中に使用します。
●ヘッドギア
上顎前突(出っ歯)を矯正するときに使用する装置です。
1日12時間以上の装着が必要で、使い始めの数日間は、痛みが出る場合もあります。
●ムーシールド
反対咬合(受け口)を矯正するための装置です。
口腔筋機能療法(MFT)という、お口の周りの筋肉に働きかけてかみ合わせを矯正する治療方法に基づいた矯正装置で、就寝時に装着します。
●プレオルソ
プレオルソも口腔筋機能療法に基づいた矯正装置で、シリコン素材でできているため、装着時の痛みがありません。
矯正治療に近い効果を得られ、歯並びやかみ合わせ、口呼吸、発声の改善が期待できます。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
続いて、固定式の矯正装置の紹介です。
●リンガルアーチ
歯の裏側に固定する装置で、奥歯を固定したり、前歯を押し出したり、歯のすき間を確保したりと、さまざまな目的で使用されます。
デメリットは、歯の裏側が磨きにくいこと、発音がしにくいこと、使用時に痛みを感じる場合があることなどです。
●部分的なブラケット装置
一般的なワイヤー矯正装置ですが、第1期治療では歯全体ではなく、部分的な矯正に使用します。
第2期治療で使用するのは、歯列矯正のためのブラケット装置です。
●ブラケット装置
第2期治療は、歯が永久歯へと生え変わった状態で行うため、ブラケットとワイヤーを用いて、歯全体を矯正していきます。
ブラケット装置による矯正のメリットは、さまざまな歯並びの矯正に使用できることです。
しかし、磨き残しができやすくむし歯になりやすいため、矯正期間中はしっかりと歯磨きをすることが重要です。
第1期治療における取り外し可能な矯正装置を使用する場合は、それぞれ決められた装着時間を守る必要があり、お子さまと保護者の方との連携が欠かせません。
お子さまの矯正治療を行う際には、矯正装置による効果、取り扱い方を丁寧にご説明いたします。
八女市にあるほり歯科医院は、大人の歯科診療だけでなく、お子さんの歯科診療も各種取り扱っております。
お子さんのすこやかなお口の成長を、一緒に見守っていきましょう。
当院は中川原橋を渡ってすぐの県道715号沿いにあり、八女市内だけでなく白木方面からも通いやすい歯科医院です。